2010年 08月 25日
久多の花笠踊りは、厳かでとても優雅なのです!! |
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僕は、20代の頃“神輿同好会”と云うものに所属し、松尾大社や春日神社、城南宮に祇園祭と一年中京都市内の祭りと云う祭りの神輿を担ぎまくっていましたから、一昨年に初めて花笠踊りに参加した時の正直な感想は、「暗い!」「地味!」「陰気!」でした。けれど、今年は花宿の当番に当たっていたので、花作りに一から参加させてもらい長老達の花笠踊りにまつわる思い出話や祭りの云われを聞きながらの作業の中で、久多の人々のこの祭りにかける“思入れ”をひしひしと感じざるをえませんでした。祭り当日の夕方、観音さん(観音谷にある氏神さん)へのお参りを済ませた男衆が花宿に集まり、お神酒を頂いた後宴会が始まります。せっかくなので僕は手打ち蕎麦を振る舞う事にしたのですが、これがエラい好評でみなに喜んでもらえました。この場でもアルコールの力を借りてか、長老達の“花笠”(祭り)にまつわる思い出話に花が咲きます。本来は五穀豊穣を祈願してこの“花笠”(行灯)と踊りを奉納する事が目的ですが、好きな女の子に自分の作った“花笠”(行灯)をもらって貰おうと、競って美しいモノに仕上げたそうで、祭りの後数々のロマンスも生まれたそうです!今程コレと言った娯楽の無かった時代。お祭りの何ヶ月も前から、山仕事に出掛けた現場でもお昼休みに踊りの稽古したとゆうから、久多の人々にとっては年に一度の一大イベントだったんでしょうね!午後8時に上の宮さん(=上の宮神社)に各町の花笠(行灯)が集まり始め伊勢節の音頭に合わせて数十名の男衆が花笠(行灯)を片手で担ぎ踊りながら志古淵さん(=志古淵神社)を目指して練り歩きます。僕の花笠(祭り)に対してのイメージが180°変った瞬間でした。
by nukazuke5
| 2010-08-25 18:27